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イノシシ・ブタ

北上するイノシシ 宮城・山形の困惑と思惑

現在の東北には、イノシシは居なかったんですね。
絶滅した歴史があるなんて、知りませんでした。
共存できれば、いいのだけれど‥‥

 今まで生息の北限とされていた宮城県丸森町の阿武隈川を渡って行動範囲は県中心部の仙台市にまで拡大。
 1月には山形県天童市で「県内で2頭目」(同県)の捕獲まで報告され始め、宮城県は平成19年度から本格的な生態調査に乗り出す。

■中山間地の荒廃…悪循環
 「そもそも、イノシシの数が増えているからですよ」と話すのは、イノシシ研究を長年続けている東京農工大大学院助教授の神崎伸夫さん(43)。
 地球温暖化、中山間地域の荒廃、狩猟人口の減少という3つの原因が、イノシシを増やしていると指摘する。

 環境省の鳥獣関係統計によると、全国のイノシシの有害駆除数は平成16年に約8万4000頭で前の亥年(平成7年)の約5倍。
 確かに「類推すれば生息数は増えている」(環境省)ということになる。

 3つの原因の中で特に注目されるのは、中山間地域の荒廃のようだ。
 神崎さんはいう。
 全国のイノシシの生息数が激増して問題化したのは1970年代。
 1970年(昭和45年)といえば、水田の耕作を制限して米の生産量を調整する減反政策が始まったころだ。
 「減反で農家が耕作を放棄して水田が荒れ地となり、農家も減ってイノシシが住みやすくなった」と神崎さんは分析する。

 臆病(おくびょう)なイノシシも人がいなければエサの多い場所に来る。
 水田が荒れると大好物の葛(くず)の根が張る。ミミズも食べるから周辺の土地までやせる。荒れ地が増える。ますますイノシシは増える…。
 神崎さんが描いているイノシシ増殖の悪循環だ。

■明治40年、豚コレラで“絶滅”
 そもそも、なぜ東北地方にイノシシはいないのだろうか。

 実は、昔はいた。
 岩手県大船渡市の宮野貝塚では、食用にされたとみられるイノシシの縄文時代の骨が発見されている。
 「あくまで例外的な事例」と断りながら、青森県でも「江戸時代にイノシシによる農作物被害が深刻化した例もある」と神崎さんはいう。
 それがいつのまにか東北からイノシシは消えた。

 「1907年(明治40年)だった」。
 豚コレラで日本中のイノシシが激減、東北地方では壊滅した。
 「東北地方にはすでにオオカミはいなくなっており、豚コレラにかかったイノシシの死骸(しがい)をオオカミの代わりにイノシシが共食いして一気に蔓延(まんえん)したのではないか」というのが神崎さんの解釈だ。
 欧州でもオオカミのいない地域は豚コレラでイノシシが壊滅したことがあるという。

 現在日本では平成5年以来豚コレラの発生はない。
 そうなると「頭数管理に必要になってくるのが人間による狩猟」(環境省)だが、狩猟者登録数は昭和53年の51万人から減り続け、平成16年には3分の1の17万人。
 イノシシがいなかった地域では、イノシシ狩りの技術さえ伝承されていないから、さらに捕れない。またイノシシは増える。

 「これからも北進は続く。仙台で爆発的に増えて(北隣の)富谷町まで被害が拡大するのも時間の問題」と予言するのは、宮城県丸森町で長年イノシシ狩りをしてきた県猟友会伊具郡支部長の池田昇さん(70)。
 次の亥年は平成31年。そのころには、イノシシが津軽海峡を渡っているのかもしれない。

■阿武隈川が北限…イノシシカレーは今後も健在
 イノシシは平成に入ったころには、宮城県を横断する阿武隈川を越えている。

 これに困っているのがいままで「イノシシの北限」とされてきた宮城県南部の丸森町。
 実は丸森町、イノシシ北限の町を売り物にしており、イノシシカレーやイノシシラーメンなどで町おこしをしているからだ。
 どうする丸森町?

 「今でも丸森町は北限です」。
 明快に答えてくれたのは「イノシシカレー」を開発し、年間1万食を売る同町のすし店経営、砂沢守さん(63)。
 「阿武隈川はイノシシだけでなくあらゆる生物の北限であり南限。川を渡ると人間まで変わるのがその証拠」。

 確かに丸森町と川を渡った同県角田市ではイノシシの種類が違うという話もあるらしい。
 角田市で目撃されるイノシシは、同市で昔営業していたイノブタ牧場の生き残りではないかという声だ。

 イノシシ北上は単なる狩猟範囲の拡大とするのは、宮城県猟友会伊具郡支部長の池田昇さん。
 「被害を受ける農家には悪いが、イノシシ増で狩猟人口が維持されている」という。

 県猟友会同支部の平均年齢は60歳を超えた。
 高齢者には、走り回るキジ猟より、足跡を探して待ち伏せるイノシシ猟は魅力だ。何人かでワイワイやる楽しさもあるらしい。

 もちろん、多くの町民の気がかりは、イノシシによる農作物被害。
 「農作物を荒らすイノシシを何とかするのがわれわれの義務」。
 池田さんはそう締めくくった。

立場が違えば、考え方が違うのは当たり前だけど。
人間の生活を守りながら、なんとか共存の道を見つけられないものなのかなぁ。

〔引用:イザ!1月31日:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/37248/
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